そーか

何気ないこと

プリクラ撮ったことない

本来、人生は何をしてもいいはずなので撮っていようが撮らなかろうがどちらでも良いのだが、これを言うと同世代の人間には驚かれる。

 


かまいたちというお笑い芸人が「トトロを見たことない」ことに優位性を見出し、自慢話として展開する漫才がある。

 


トトロを見たことがない自分は、「見る選択肢」と「見ない選択肢」どちらも持ち合わせているという。

 


「プリクラ撮ったことがない事実」が自慢になるかは疑問だが、やらないという選択肢が持つパワーに対する見解のひとつとしては参考になる。

 


⬜️やらないこと

 


時間に制限がある限り、全てができるということは、全てができなくなることに向かう。

 


土日の休日、やりたいこと、やるべきことがありながら着手せず、だらだらと過ごしてしまう。

 


しかし、やらないことを決めると明確な目標だけが残り、そこへ向かう集中力は凄まじいものとなる。

 


呪術廻戦という漫画では、作中に縛り(自らに何かしらの制限を課して能力の底上げを図ること)によって本来の力の120%を引き出すという設定が組み込まれている。(僕はプリクラを撮らない縛りで全てを行うことができる)

 


「やりたくないことはやらない」

 


そこには時間という絶対的な制限を持つ我々にとって重要なことがある。

 


尚、他人のプリクラを見ると、素肌にセーターを当てたような、ちくちくしたこそばゆい気持ちになるので、スマホのカバー裏にでもこっそり貼っておいてほしい。