読書が好きで大体週に一冊くらいのペースで読んでいる。自分の知らない世界を見たくて、二冊、三冊と増やしたい。でも、それをするとどこかで時間を切り詰めたり、他の作業と同時並行で読書をしなければいけなくなり、脳が疲弊する。
本を読むスタンス
娯楽なので面白そうな本を好きな時に読む。毎年100冊みたいに目標を立てるとしんどい。
本の読み方
・メモをする。スマホのメモ帳に残しておく。好きな言い回しは、たまに見返すと日常会話で使いたくなる。
・線を引く。一時期やっていたが、続かなかった。どこのページに線を引いたとか覚えてられないし。
・付箋を貼る。本棚に並べたときの見栄えが悪くなる。綺麗に貼れないと気持ちが悪いので精神衛生上良くなかったのですぐにやめた。
・ページを折る。要点がまとまったページや好きな言い回し、展開のページの隅を折る。道具が必要ないから身軽。ページを折る前提に読んでいると、カバンに入れたときの擦れとか汚れが気にならなくなる。本がくたくたになると愛着が湧く。
買う場所
・本屋でタイトルを見て買う。割とハズレない。雑誌や話題になっている本がメイン。
・ブックオフ。宝探しみたいで楽しい。昔話題になっていたけど、読んでいない本が100円で売られていると買ってしまう。
・メルカリ。上記に置いてない場合ここで探す。
子どものときは自転車で行ける範囲の本屋、古本屋を片っ端から回っていた。今は本屋が減っているためメルカリ巡回に代わってしまった。
お金
・学生時代。古本屋ばかり通ってた。
・社会人。新品の本を買うことが増えた。好きな作家にはお金を落とすようにしている。
貧しくはないが、裕福とは言えない家庭で育ち、少ないお小遣いでいかにやりくりするかを考えなければいけなかった。お金を使うことに罪悪感が強かったから安いは正義みたいな価値観を持っていた。社会人になって自分で稼いだお金であること、30歳までに纏まった貯金ができたことで、お金を使うことに罪悪感が減った。結果、新品の本を買うことが増えた。
学生時代、親以外に信頼できる大人が身近にいなかった。坂口安吾や森毅の小説、エッセイを読んでこういう大人もいるのかと思った経験がある。6畳一間にいながら世界を広げることができる読書体験に感動したので、学生時代は大してお金を落とせなかった分、今は新品で買いたいと思っている。
本を書いてみたい
自分の頭の中で起きていることが物理的なものになり、他人と共有できたらいいなと思う一方、恥ずかしさがある。全く物語を書いた経験はないが、挑戦したい気持ちはある。向こう10年くらい掛けて進めて行きたい。書くことを意識すると本の読み方も少し変わってくる。今まで意識していなかった描写の表現などに目がいくようになる。書こうと思う程、沢山読まなければいけないと思い、それが息苦しさを生み始めている。